☆ニュージーランドのワーホリからの帰還☆

ニュージーランドのワーキングホリデーから帰還してからのブログです。何かのお役立てれば光栄です。

☆チェリーシーズンまだまだ続くよ!!仕事紹介編☆

こんにちは!!naosanです

 

どうにもタイトルを付けたりしたいのに、やり方が分からず苦戦中です。

もう少し勉強して、パワーアップしたいものです(笑)

 

さてさて、毎日楽しい事ばかりあるように書かれているサクランボの仕事。

しかし、仕事自体は相当きつい(;´∀`)

仕事内容は以前に軽く触れましたが、その仕事を毎日同じことの繰り返す 

なかなか早くならない作業スピード。

社長には「早くしろ!!早くしろ!!」と叱咤激励され。

QC(チェック係)からは、「選別が雑!!やり直し!!]

 

「ウオイッ!!やり直しってなんだよ!!」

 

と、思っている間に、選別したサクランボ達が中央のレーンに戻って来ます。

ちなみに仕事内容はこちら↓

naosan.hateblo.jp

 

1箱終わって$3。

このリソートシステム辛すぎます。。。

 

てな訳で、今回は仕事内容の少しだけ詳しいお話。

 

ここでの仕事は以前お話した内容を含む、1.パックハウス組と2.農園組に分かれます。

農園組はひたすらサクランボを集める人です。通称ピッカー。

早い奴は稼げる。遅い奴は最悪クビを宣告される厳しい世界です。まるで外資系の会社みたい。

主に、外仕事になるので雨になると作業はでません。そのため、もらえる金額はムラがでます。しかし、短時間に稼げる金額はパックハウスの比ではありません。

 

次にパックハウスです。パックハウスには幾つか仕事の分担があります。

基本的にパックハウスの作業の流れとしてはこんな感じです。

 

f:id:Naonari:20170910131908j:plain

 

分担としてはこんな感じです。

①サクランボの仕分け(僕が属していた場所)

②サクランボの箱詰め作業

③サクランボの箱を作る作業

④機械管理、フォークリフト作業員(これらは特殊)

 

①のサクランボの仕分け作業ですが、以前ご説明した作業場で、ひたすら仕分けをします。

ここでも、仕事が2種類あり、ⅰ.仕分けする人とⅱ.仕分けをチェックする人に分かれます。

 

ⅰ.仕分けする人に関しては、ひたすら仕分けをします。

作業は8時~終わるまで。だいたい10時間前後を行います。

5時間が経過したあたりから、首がもげそうになるくらい痛くなり、終わるころには体中きつくなります。僕にとっては過酷でした。

この仕事のノルマは1時間あたり5箱。

僕は平均3~4箱。クビ寸前です( ´艸`)

ちなみに、ノルマを達成しなくても最低時給は貰えます。

 

ⅱ.仕分けをチェックする人に関しては、楽チンです。

実のところ僕は1週間だけ、この仕事に任命されました。これはとても名誉な事です。

何故なら、選べれるのは10人に1人程度で、しかも時給が$1高い。

ビックマネーは掴めませんが、仕分けが遅い人にとっては最高のポジションです。

ちなみに、楽チンと書きましたが、本気でやるとガチできついです(;´Д`)

本気でやるかやらないかはあなた次第!!

 

この辺の仕事は後半に改めて詳しく書きます。

ご興味あれば、最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

次に②サクランボの箱詰め作業です。

こちらの作業の作業場は、クーラールーム(冷蔵庫)です。

何度か手伝いで行った事がありますが、むちゃくちゃ寒いです。

僕が手伝いに行かされる際は、仕分け最中に突然言われます。そのため、いつも軽装です。

「ちょっと寒そうだから、上着をとって来たい。」

と、言っても笑顔で「オーケーオーケー。心配いらない。」

と言われ、クーラールームにぶち込まれます。

 

みんな長袖やん。僕は半袖。。。まじで死ぬ。。。

 

ここでの作業は仕分けが済んだサクランボ箱に詰めていきます。

流れとしては、箱にビニール袋を詰めて、サクランボが落ちてくる台の上に乗せる。

一杯になったら、箱の口を閉じて重ねていく。

この作業を繰り返しますが、なかんか楽しい。

寒い事以外は結構好きな場所でした。

ただ、手は死ぬほど冷たいです。

おススメ度は。。。低めです(笑)

 

次に③サクランボの箱を作る作業です。

文字通り箱を作る作業です。

箱を作って、レーンに置く。すると、レーンを流れてクーラールームに流れていく仕組み。

作業場は常温なので苦痛はありません。

しかし、担当者の人数が極端に少ないので仕事内容など友達と共有できない可能性があります。

 

最後に④機械管理、フォークリフト作業員(これらは特殊)です。

これは相当特殊で、機械管理は1人です。以前何度か出てきているジョシュが担当していました。彼は大学生で専攻は機械工学らしいです。夏休みのこのシーズンだけ来ています。

その専門を生かして、このアルバイトをしているようです。細かい時給は教えてもらえませんでしたが、笑いながら僕の倍程度は貰っていると言っていました。本当でしょうか?(笑)。

機械管理の仕事は、主にサクランボの選別マシーンのメンテナンスです。

機械に異常が無いようにゴミを搔き出したり、数値に異常があれば機械を止めて社長と機械の修理をしていました。

この機械がある部屋はクーラールームになっているので、とても寒いです。

しかし、ジョシュは半袖でした。

僕は毎日の作業終了後に残業で、機械のお掃除をジョシュとしていましたが、寒くて長袖を着ていました。

ある時、ジョシュに「寒く無いのか?」と聞いた時がありました。

ジョシュは「全然!!naosanは寒いの?」

と言われました。同じ人間なはずなのに不思議です。

ちなみに、ジョシュが3日程、実家のオークランドへ帰った時期に、機械のメンテナンスを担当した時がありました。

理由は、いつも掃除しているから。しかも、突然です。

日本語堪能なマネージャーから、「機械が詰まった。詰まった所の掃除をお願いします。」

いや~。。。機械が動いた状態で触った事無いっすけど。。。(笑)

これがニュージーランド(以下NZ)っすね。

 

次にフォークリフですが、こちらは免許が必要でらしくおじいちゃんと若いアルバイトが担当していました。

この若いアルバイトはクリスマスパーティーの際に、優しくしてくれたニュージーランド人のリントン。

あきらかにおじいちゃんより技術が上。たぶん相当上手いんだと思う。

時給は恐らく僕の$3程度高いと思います。フォークリフト経験者はNZでも免許を取ると良いかも。かなり稼げるはず。

 

と、簡単ではありますが、仕事内容を説明しましたが、何となくどんな作業があるか分かったでしょうか?

質問等あればコメント下さい。わかる限りお答えしま~す(^^♪

 

ここからは、僕の行っていた作業を少し掘り下げていきます。

基本的には作業を選別していく作業なんですが、各々スピードが違います。

早い人は僕の3倍以上のスピードでこなします。

こんな早い人の給料は週に$1500を超える事 もありました。手の動きが違います。

そして、一部の場所は、その早い人が固まっているため(基本早い人はサクランボの箱の供給場所から近い位置に配置される)、仕分けされたサクランボが山になっていきます。サクランボのチェック係が追い付かないのです。

もう、こうなるとカオスです。サクランボは山を転げ落ち、未チェックのまま水に落ち流れていきます。

場合よっては崩れて、真ん中のレーンに戻っていきます。これを僕たちはオートリソートシステムを言って笑っていました(笑)

 

この様に、サクランボの仕分け班でも貧富の差が開いていきます。

しかし、こんな低所得者の僕も、何日かに一度のペースでやる気に火が着きます。

理由はわかりません。

こんな時は僕もサクランボマウンテンを築く事ができるのですが、リソートを食らう度やる気を失いました。

だって3箱分戻されたら、心折れるっしょ( ;∀;)

やる気が無くなれば、やる事は簡単です。

ひたすらサクランボ食べる。隣のティム、アデルと話す。ゴミと選別したサクランボを誰かの海外用レーンに入れる。等々、遊びだして仕事終了の時を待ちます。

僕の仕事スタイルはこんな感じでした。

ちなみに、サクランボを食べ過ぎるとお腹を壊します。

 

次に1週間程度経験したQC(選別されたサクランボをチェックする人)です。

認定される理由は、選別が遅い事と正確である事(遅ければ選ばれる気がする)。

この仕事ハッキリ言って精神的に苦痛です。

何故なら英語ができないから。

選ばれた際も何を言われているの分からず、当時隣にいたチリ人にゆっくり3度説明されたが分かりませんでした。

とりあえず、ついて行くとQCである事が分かりました。

英語もできんのに、注意したり支持聞いたりできるんだろうか。。。。

そんな予感は的中しました。QCは朝の作業前や作業中にミーティングがり、都度サクランボの品質チェックの内容変更を説明されます。

サクランボを見て説明されれば良いのですが、英語の口頭のみの説明は分かるわけがありません。

そして、1週間でQCをクビになりました。

理由は、「英語ができないから」

 

ふえっ!?そんなん一番初めから分かってたやん( ゚Д゚)

 

そして、次の作業場は極寒のサクランボ箱詰め隊!!

 

絶・対・い・や・だ!!

 

その事を仲の良いマレーシア人の女の子2人に話したところ、マネージャーに談判してくれました。

 

そして、晴れて選別作業に戻りました。

ありがとう!みんな!!

 

ちなみに、このQCの職業は大変人気がありました。

「俺もQCが良い。」「私もQCが良い。」

こんな会話毎日の様にありました。

僕の任期中にあるチリ人の女性はマネージャーにQCをやりたいと直談判しました。

そこで言われたのは一言が衝撃だったそうです。

「あなたは英語が苦手でしょ?だから無理よ。」

衝撃を受けるのは無理もありません。英語の挨拶すらまともにできない僕が、QCをやっていたのですから(笑)

その女性はすぐにその事をみんなに話しました。

すると、みんあ揃って、

「naosanわ。。。。。。どうなん。。。。。?」

的な会話になったそうです。

 

それを聞いて僕は笑ってしましました。

そりゃ100人に聞いたら100人そう思うよね( ´艸`)

 

仕事ってやっぱり大変だよね。

 

では、良い一日を( *´艸`)