☆労働者への道☆
こんにちは!!naosanです。
前回はクリスマスパーティーお疲れ様です。
相当楽しませてもらいました。
そして、やっと仕事の話ができます。
この職場についたのは10日程度前。「この日までには来てください。」と言われたので、来ましたが、こんなに待ちました。
シーズナルワーク(季節労働)はこんなもんです。
この時は、僕も相当オコでしたが、今となっては、これこそニュージーランド(以下NZ)スタイルと思える様になりました。いや!!思う様にしました。
なんでそもそもこんなに遅れるかと言うと、果物の実り具合です。
サクランボであれば、色付きが浅く出荷できない物が多い場合は始められません。
ちなみに、そのサクランボを食べてみましたが、恐ろしくすっぱい。美味しくないです。。。
他の原因としては、雨が降って収穫できない。
特にキュウイフルーツに関しては、朝露でNG。少しでも濡れれば収穫できません。
そのため、キュウイフルーツの仕事に就く場合、収穫部隊はあまり稼げないと思った方が無難です。もちろん、時給に換算すれば収穫部隊の方が圧倒的です。
最後はNZらしい理由ですが、オーナーのやる気が無い。
オーナーのやる気があまりないため、休みが多くなったりする場合があります。
そして、熟し過ぎた果実は出荷できなくなります。結果。シーズンエンドは他の会社と変わらないので、思ったよりも稼げないなんて事もあります。
その分、休みが多いから楽しかったりますが(笑)
話を戻しますが、兎にも角にも仕事が始まりました。
初日の朝7:30。主に僕らがパーティーで使用していた大きなキッチンに労働者達は集められました。
集まっているのが外国人だから明るく見えますが、これが全員日本人で、ここが日本だったら、明るくは捉えられません。やっていることは派遣のバイトと大差はないです(笑)
まずは、マネージャーのケリーからの挨拶です。
マネージャーの一人は日本語が話せます。旦那さんが日本人で、マネージャー自身も日本へワーホリに行っていた様です。この方に相当助けられました。
とは言え、挨拶等は英語。日本語で訳してくれるとかはないです(当たり前ですが)。
そのため、何を言っているかは分からず終了。
次に、オーナーからの挨拶です。
分かった事!
名前はジャック。
そして、おじいちゃんのためか、モゴモゴしてして何を言っているか不明。多分日本語でも理解は難しいと思う(笑)
挨拶後、ケリーにジャックは何を言ったのかを聞いたら、「私たちも大半は分からないから、大丈夫よ」
大丈夫なのか。。。?
その後、出勤簿の記入の仕方やらなにやらの説明があり、作業開始。
こんな感じで並んだサクランボのボックスを持って自分の持ち場へと運びます。
1個あたりで5㎏程度だったかな。これが終われば$3貰えます。
そして、作業場はこんな感じ。
先ほどのボックスのサクランボをこの台に流し込みます。
この写真は流し込んだ後の状況です。
この流し込むだけでも、慣れないと少し難しい。結構下に落ちる。
この中央のサクランボを輸出、国内、ごみの3種類に分けていきます。
右側が輸出、左側が国内、ごみは先ほど空になったボックスに入れます。
この仕訳した物を、QCと言われる人たちがチェックして正しければ、台の奥に水が流れているので、そこにサクランボを落としていきます。
これが一連の流れです。
簡単でしょ?
そう!!簡単なんです。やることは!!
でもね。このサクランボの仕訳の基準が結構厳しい。そして、曖昧。
QCよって基準が違うので、いかにQCの特徴を読み切るかも大事な要素になります。
ちなみに僕は、超が付くほど遅く、いつもサクランボを食べていました。
1日中、上質(贈答用)なサクランボを何十個と食べていましたので、サクランボの味には少々厳しいです。
これだけ食べていると、腹を壊します。食べ過ぎには気を付けて下さい。
これは作業風景。
まだ、半分も人が来ていないのでまばらですが、年始に残りは到着するそうです。
この様なレーンが4本あり、これが全部埋まります。
あれ!?
僕は何故こんなに早く来たのでしょう?
まっ!!これもNZ。心を広く持ちましょう。
そんなこんなで、作業終了。
明日、半日やって年末の休みに入るそうです。
10日以上の滞在で2日しか働けない。。。
でも、大切な思い出を毎日頂いおります。
当時は相当切れてたな~(笑)
では良い休日を!!そして、お仕事の方は頑張って下さい。
☆歌って!!踊って!!クリスマスパーティー☆
こんにちは!!naosanです。
前回は長い道のりを経て、クロムウェルへ到着しました。
しかし、待ち受けていたのは、クリスマスパーティー!!
しかも、日本人は僕1人。
どうなる!?
スーパーでビールを買い職場のホステルに戻ると、みんな何かしら準備中。
特に、外にあるバーベキュースペースでは、焼き物の準備や盛り付けをしていました。
僕もとりあえずベンチの座ろうと思ったところに、3人の黒人女性に話掛けられました。
名前はターダ、レボ、パール。この3人はボツワナから来た3人で、現在はオタゴ大学(ダニーデンにあり、世界有数の大学)に通っていて、夏休みの期間だけ働きにここへ来たそうです。
通称・ボツワナガールズ!!↓
この3人は、スーパー買い忘れた物があるから、スーパーまで乗せて欲しいとのこと。
たったこれだけの会話を理解するのに5分以上掛かりました。
気持ちとしては、今行って来たばかりだから、乗り気ではない。
しかし、僕の武器は「イエス」か「ノー」のみ。
「ノー」のみで断れば、完全に嫌な奴になりかねない状況です。
消去法により答えは「イエス!!」
良い事した気がする( *´艸`)
では出発です。
車内では常に英語(当たり前ですが)。
しかし、純粋にボツワナと言う国が何なのか気になります。
車の中ではまずは自己紹介!!
から、naosanの英語力は全くない事を察したボツワナガールズは、ひたすら「練習だ!!英語をとにかく話せ!!質問してみろ!!」と繰り返してきました。
僕はその言葉に感動しましたが、そもそも分かる単語が無い。
「ボツワナは暑いの?」等の簡単な質問を運転しながら、身振り手振りで行いスーパーへ到着。3つくらいの質問するだけで、10分以上掛かったわ(笑)
ボツワナガールズの買い物はすぐに終わるとの事なので、外のベンチで待つ事に。
「このベンチに座って車を探したな~」と、思い出にふけっていると、ボツワナガールズが帰ってきました。
早っ!!
そして、
荷物多っ!!(;゚Д゚)
スーパーのレジには今も相当な人数が並んでいます。
一体、この買い物をこの短時間でどうやって済ませたか、とても興味深いところですが、相変わらず質問の仕方が分からないので、スルー!!
帰宅です。
パーティーの戻ると、料理の配布が始まっていました。
めっちゃうまそうなんですけど(*´ω`)
自分のところにも料理が来ました。
食べる時の作法はどうするんだろう。
NZだし、キリスト教っぽく、自分の前に十字架を描き、祈りを捧げて食べるのでしょうか?
周りをキョロキョロいましたが、みんな普通に食べていたので、僕も食べました。
思ってみれば、NZ人はホステルマネージャーのアニーしかいないわ。
このパーティーで初めに話したのは、隣で水たばこ吸うチェコ人のトーマス。
イケメンでマッチョでお茶目な超良い奴。後日、短い間だけど一緒に旅をする事になる奴です。
トーマスよ。すまん。こんな写真しか無かった。
こいつがクロムウェルにて会話らしい会話をした初めて奴です。
よくぞ。俺の英語に30分以上も付き合ってくれたな(笑)
ちなみにトーマスの襟足の様に見える金髪はトーマスものではありません。
その後、ルナと言う中国人の女の子とリントンと言うNZ人のカップルと話しました。
このカップルは今現在も継続してカップルなので、是非結婚して欲しいものです。
このカップルは、実は前回キュウイフルーツの仕事をしていたらしく、「お前は良い奴だから、仕事紹介してやるよ。」とのこと。
naosanは相当ラッキーです。
後日、本当にキュウイフルーツの仕事を紹介されました。高いお金を払ったホームステイ先からの紹介と秤にかけ、このカップルの方で働く事にしました。
結果はこちらを選んで良かったです。
2カ月半で$12000。日本円で100万円近く稼がせてもらいました。
ありがとう。ルナ、リントン!!
こんな話をしているうちに夜になりました。
ここからは、パーティーピーポー達に火が着きます!!
「ミュージッッッック!!スタート!!」
ボツワナガールズ達が踊りだします。
南米人も踊りだします。
僕。。。。
クラブとかにも行った事無いし、どうしようとオドオドしていました*1
すると、ボツワナガールズ達が
「ナオ!!踊れッ」
と即して来ます。
1カ月間この場所で一番有名な人になる瞬間でした。
激しく腰を振り、頭を振り、台の上に乗り踊り続けました。
日本なら間違いなく引かれる光景ですが、ここはNZ!!ワーキングホリデー!!
完全に僕の独壇場になりました。
良かった。ウケた(笑)
この後、パーティーの度に僕が行くとnaosanコールが沸き、女の子から「一緒に踊らないか」と誘われました。
しかし、イカレタ踊りはできても普通の踊りはできない僕。
残念ながら、普通の踊りが下手過ぎてみんな離れていきまいた。普通の踊りが出来れば、もしかしたらいい事あったのかな(*´Д`)
皆さんも踊る貴会があったら、積極的に参加しましょう。
したら、必ず良い事があります。
一緒に殻をやぶりましょう(笑)
ダンスも終盤を迎え、暗い中での記念撮影!!
最高に盛り上がったぜ!!
ボツワナガールズ。
暗くて見ずらいかも。。。。
もう疲れたので、そろそろ床に着く事に!!
この次の日から、あらゆる人から英語のレッスンが始まります。
少しは話せる様になるのか(笑)
ちなみに、このビールはお近づきの印にとサッカーバカがくれました。
こサッカーバカと毎日サッカーをして遊ぶことになります。
最高です。
ちなみに、僕はビールが飲めません(*´ω`)
では、良い夜を!!
*1:+_+
☆naosanクロムウェルへの帰還!!そして・・・☆
こんにちは!!naosanです。
前回はクライストチャーチで車を購入し、図々しくも売主の家で泊まる(車の中だけど)と言う状況でした。
毛布があるとはいえ、車の中は背中は痛いし、寒いしで全く寝れませんでした(;´Д`)
色々慣れない環境のため、なんだかんだ3日程度寝れて無いので、気分はカオス状態です。
お祭り騒ぎで行きましょう!!ワッショイ!!
ちなみに何故車中泊かは下記から↓
車中泊も終了し起きると(寝れてはいないけど)、奥さんは仕事のためいませんでした。
そういえば、そんな事を昨日の夜言ってたな~。
でも、旦那はウロウロしている。メカニックとか言ってたけど自宅で仕事してんのかい!!
そうなんです。昨日は気付かなかったけど、バカでかいガレージがあるではないですか(;゚Д゚)
旦那は自慢げにガレージを見せてくれました。
その中にはアウディの高いクラスが!!
僕はニュージーランド(以下NZ)に来る前はアウディ(クラスは低い)に乗っていたのを旦那に言っていたので、スゲー自慢されました(笑)
てか、たぶん自慢していたんだと思う。英語は分かりません。
その自慢が終わると、旦那は何やら言っている。「最後に待っていろ」と言ったのは何となく分からなかったが、とりあえず待つことに。
旦那がガレージを閉めて家に入って行く。
僕はどうしたらいいのだろう。。。。?
このまま待つか。挨拶して帰るか。。。。
と、その時。「車に乗れ!!」と言われる。
訳も分からないまま車に乗り込み出発。息子は謎の形をしたお菓子を映画のワンシーンの様にガリガリ、ボリボリ食ってる。なんかこの息子は恐い(;´Д`)
そのまま走り続けると、AA(車の手続き、車検等をやってるところ)に着きました。
中に入り、旦那が何か書いている。
この時、ようやく気付いた僕!!名義変更してるんだ!!
自分の住所や名前を書いて完了。お金は$10程度で終了。
スゲー楽勝やん!!
日本じゃこうはいかないもんな~。。。やった事ないけど。。。。
ちなみに、どんなに早いかと言うと、息子はまだお菓子をボリボリ食べている。
食べきらない内に手続きが終わる。早過ぎる!!
続きが終了すると、家に戻って別れの時。
色々話てくれたが、グットラックしか聞き取れなかった。
たぶん、「色々気を付けて」とか「また会おう」とか感動する言葉を言ってくれたんだと思う。
ありがとう。
ここからは、600km近い距離を1人で運転しなければいけません。
幸い、ガソリンは満タンで渡してくれたので、ギリギリ足りそう。たぶん。。。
では、ここから相棒を初公開!!
軽自動車のソリオさんです。
こいつと行動を共にします。
では、出発!!
出発して30分程度経ったあたりでしょうか。何か変だと気付きました。
「いつになっても町を抜けない。」
これはおかしいと思い、なけなしの通信量を使いナビを開くと、グルグル回りながら、逆に向かっていたようです。
出だしからこれ。。。。この先帰れるのかな~。不安しかありません。
しかし、ここからはnaosanの快進撃の始まりです。
なんと、一度も間違える事なく半分程度走り切りました。
さすがに、疲れたのでどこの町か忘れましたが、休憩をする事に。
まだ、テカポまで100㎞近くあります。遠い。。。
足を動かすのと、ご飯を探しに町中をブラブラ歩く事にしました。
これがNZで初めての1人ブラブラだと思います。ムチャクチャ恐い(;´Д`)
歩いていると、食べ物屋は全くありません(あっても頼み方が分からないですが)が、公園がありました。
NZはどこに行っても大きな公園があるので、良いですね。
せっかくなので、入ってみる事にしました。
結果的に言って、結構癒されました。
と、同時に僕は歩く事が嫌いなんだと再認識しました(笑)
ちなみに、ここの公園はご老体の姿が多く、むしろご老体しかいませんでした。
この町は、日本でいう所の「限界集落」的なものなのでしょうか。
NZでも限界集落問題は深刻な様です(本当です)。
散歩終了。
ここで、町の名前思い出しました。
『フェアリー』です。
今回は行きませんでしたが、ジャムで有名な『BARKER,S』の直売所があったと思います。半年後にこの町に再度来た際に訪問しましたが、試食がいっぱいあるので、是非寄って見て下さい。
さて、車に乗り込み出発です。
とりあえず目指すは『テカポ』です。
ここからは分かれ道等はないので、安心して運転できます。
しかし、高低差が激しい。
坂を上る度にスゴイ音がします。しかも、時速30㎞。。。。
あらゆる車に煽られながら、やっとテカポに着きました。
着いて一息つくと。
「僕のこの車のチョイスは合っていたのだろうか。」
色々な気持ちが交錯し始めました。
「坂道で時速30㎞しか出ないのはこの先ヤベーだろ」
でも、きっとお腹が空いているから、不安にもなるのでしょう。
とにかく腹ごしらえです。
前回も軽く触れましたが、ここには『湖畔レストラン』と言う、日本食レストランがあり、そこのサーモン丼は超が付くほど有名です。
『地球の歩き方』にも載ってます。
しかし、僕は『地球の歩き方』の存在すらこの時知りません。
当然、サーモン丼も知りませんでした。知っていたら確実に食べていたでしょう。
テカポをウロウロしていると、ラザニアが売っているお店がありました。
僕はラザニアが大好きです。この先もヨーロピアンの女性が何か作ってくれると言う時は、必ずラザニアをリクエストしていました。
そのくらい好きです。
早速ラザニアを注文です。
どうやって頼んだのか分かりませんが、とりあえずラザニアを店員さんが取ってくれました。この店員スゴイな。
その後、英語で「他に何かありますか?」と言っていたのを覚えています。
当時は意味が分からなかったので、「イエス イエ~ス」と答えました。
その後も何度か店員さん「では、何を注文しますか?」「他にありますか?」を繰り返し、僕は「イエス イエ~ス」を繰り返す、カオスな状況。
この、スパイラルから抜け出すには、「ノー」を言わなければならないのです!!
naosanはアホですね~。
そんなnaosanでも、さすがに3度、4度繰り返したあたりで気付きました。
とりあえず、「ノー」と言おう。
言いました。
大正解!!
ついに支払いを迎える事が出来ました。
手には銀行カード!!店員もエフトポス(銀行口座から直接払えるシステム)での支払いと感づいてくれたため、支払いもスムーズに終了。
机に持って行って店内で食べる事に。
持ち帰りにして外で食べたかったけど、持ち帰りの言い方が分からなかったから、店内で食べる事になった次第です。
NZの飯は不味いと聞きますが、どうでしょうか?
結果!!
美味いです。ラザニアに外れ無しとよく言いますが、本当でした。
サラッと食べ終わり。終了。
最後の問題は食器です。
これはどうしたらいいのか!?
とりあえず、店員に持って行きました。
すると、受け取らず何か言っています。
よく分からないので、強引に渡し店を後にしました。
今思えば、そんなセルフ的な文化が無いから、クレームかと思ったのかもしれません。
食べ終わった後は、湖畔で休憩です。
こんな綺麗な景色で休憩できるなんて最高に幸せです。
30分くらいでしょうか。休憩しました。
その間に思い出した事があります。
今日はクロムウェルの勤め先の『クリスマスパーティー』です。
帰るのが本当に嫌になりました。
何故なら、今日は帰っても日本人が僕1人です。
ハナはクイーンズタウンで友人と会うために不在。
サヤは家族旅行でクライストチャーチにいるため不在。
RPGで言うところのパーティーが僕以外全滅している状況。
しかも、自分は魔法使いであるにも関わらずのMPはZERO!!
こんな感じでしょうか?
少し考えた結果。
「この時間ならゆっくり帰れば、クリスマスパーティーに間に合わないね」
でした。
ここから、ゆっくり帰る事にします。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・
着きました。
普通に開始前に。。。。
やはり長距離運転。ホッとしました。
それ以上に、絶望感が襲ってきます。
「こ、これはクリスマスパーティーに参加するしかない」(;´Д`)
とりあえず、1人1品は持って来いと書いてあったので、スーパーマーケットでビールを買いました。『アサヒ スーパードライ』です。高いです。
そして、決心してクリスマスパーティーの会場に足を運びます。
まだ、みんな準備中!!
ここから、naosanの奮闘記です。
次回のクリスマスパーティー編を宜しくお願いします。
話題としては明るいです(*´ω`)
では、皆さん。良い夜を( *´艸`)
ちなみに、これはレイクプカキです。帰りがけ撮りました。
テカポより若干クリーミーな青かなと思います。